「ジョゼと虎と魚たち」か「GO」かでちょっと悩んだあげく、エネルギーに満ちあふれた映画を観ようと思ってGOをチョイス。
演出、ストーリーの進んでいくテンポ、音楽、そしてなによりも魅力溢れる主演俳優達。やっぱりサイコーだった。思ってたよりエネルギーまき散らし系の作りではなく、改めて観ているとしっかり出し入れのある、抑揚が効いた分かりやすい映画で素直に楽しめた。分かりやすいって、とっても重要。
劇中に、“格好良くって笑う”っていうフレーズが出てくるが、なるほどそれを実感したのが最後のシーンでの杉原のセリフ。
オレはオレであることすら捨ててやる!
クエスチョンだよ!
物体Xだ!
格好良すぎてなんか笑ってしまった。エネルギーに満ちあふれた窪塚洋介の演技に、やっぱり大きな魅力を感じるわけで。
それからやっぱり柴咲コウの際だつ魅力が素晴らしい。どこか不思議な魅力をもった、唯一無二の存在という雰囲気がしっかり出ている。
それからなにより、杉原の両親。山崎努と大竹しのぶ。双方とも本当の親にしか見えない。この家族にしかあり得ない、独特の絆をしっかりと見せてくれる。公園で山崎努と窪塚洋介が闘うシーンは、その前後のやりとりも含めて凄く見応えがある。
ただ、この映画、最後の最後エンディングで流れるほんわかムードの音楽が個人的にはちょっと微妙かな〜って気がする。その微妙な気持ちを引きずっているせいか、その後に流れている主題歌に関して、ほとんど印象に残ってない。
なんだろう、あのほんわかムードの音楽、せっかくエネルギーまき散らした窪塚洋介のフィナーレでのハイテンション演技の腰を折るような印象があるのだよな…。そこだけがちょっと気になるんだよなあ…。
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